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Channel: ミロスラフ・メシールのテニス Miloslav Mecir's Tennis
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Mecir's Tennis (153)  ボールの先端を見よう

ちょっと悲しいというのか、歳をとってくると目に来ます。以前よりも、コート上でボールを見ることができなくなってくる…気がします。私の場合、特に、ボレーに影響が出てきています。今まで打てていたボールをボレーで打ち返せないのです。ネットしたりアウトしたりと、ボールをラケット面の真ん中で打てずにミスの回数が増えてきました。が、最近、年齢のせいにするのは正しくないのではないかと思い始めています。単なる「言いわ...

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Mecir's Tennis (154) どうしてもウッドラケット?(ふたたび)

Googleで、時々、Miloslav...

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三度(みたび)、ブラチスラバへ!(2)

三度(みたび)、ブラチスラバへ!(1)の続きです。まずは、ブラチスラバにある中央駅の写真を。雪解けのスロバキアテニス協会コートです。コート整備が進んでいました。冬に来た時にあったエアドームはすっかり片づけられていました。きれいな赤土のコートでした。ジュニアの選手が練習していました。後ろに見えているのはアリーナ(Aegonアリーナ)です。テニスパブ(Tenis...

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Mecir's Tennis (155) テイクバックでは左肩を入れる…の謎。

フォアハンドのテイクバックではしっかりと左肩を入れる…とよく言われます。が、実際にメシールのプレーを見ていると、いつもそこまで左肩が入っているわけではありません。と言っても、完全に左肩がひらいた状態で打つことはまずないのですが。左肩を入れてテイクバックをしようとすると、どうしても背中がネットに向いてしまって、クローズドスタンスになります。バックハンドではこれで正しいのですが、フォアハンドでは背中はネ...

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Mecir's Tennis (156) 3対7と言うよりも0対10のテイクバックとフォロースルー(その1)

テイクバックとフォロースルーの力の入れ方は3:7(2:8)などと言います。「スイングでは、後ろを小さく、前を大きく」という事です。メシールのフォアハンドを見ていると、大げさではなく、テイクバックは0でフォロースルーが10と言っても過言ではないのかと思います。もちろんこれは、脳内イメージで、実際にはテイクバックで右腕の力が0にはならないでしょう。が、イメージとしては、テイクバックではほぼ力を抜いている...

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Mecir's Tennis (157) 3対7と言うよりも0対10のテイクバックとフォロースルー(その2)

3対7と言うよりも0対10のテイクバックとフォロースルー(その1)で書いた内容の補足をしておきます。まず、レディーポジションからテイクバック(骨盤回転)までですが、右手の位置は、体の正面になります。この右手の位置は重要です。右手の位置が右側のズボンのポケットに手が入る位置(体の右側)ではNGです。あくまで、体の前です。脳内イメージとしては、右腕全体が体の前にあるような感じがするはずです。右腕の置き...

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Mecir's Tennis (158) 体重移動は大切(特にメシールフォアハンドでは大切)

メシールのグランドストローク(特にフォアハンド)は、イースタングリップが特徴です。最近の(昔と比較して)パワーのあるラケットでも、イースタングリップは、パワーの出にくいグリップです。別の言い方をすると、最近のパワーの出やすいラケットの特長を活かしてないグリップとも言えます。しかも、薄いグリップはラケット面の調整が微妙で、面が少しずれるだけでボールはネットしたりアウトしたりと、コントロールができます。...

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Mecir's Tennis (159) 相手のボールが厳しい場合の対応

Mecir's Tennis...

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Mecir's Tennis (160) 打点は前

何度も書いていることですが、フォアハンドのイースタングリップはウエスタングリップよりも打点が後ろだというのは、誤ったイメージです。イースタングリップではウエスタングリップよりも打点が後ろでもボールを打つことができると言うだけで、本体の打点は逆です。イースタングリップはウエスタングリップよりもむしろ打点を前に置かなくてはなりません。ウエスタングリップのように体の回転とラケットスイングでボールに力を与え...

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Mecir's Tennis (161) バックハンドのテイクバック

メシールのバックハンドで驚くのは、テイクバック(トップ)でラケットが体とほぼ平行になる点です。さらによく見ると、平行よりもラケットヘッドは外を向いています。(写真とイラストを見てください。)脳内イメージでは、これはもう、ラケットヘッドを真横(9時)に引いているイメージだと思います。とても小さなテイクバックで、こんなのでどうやってボールに力を与えるのだろうと感じると思います。その分、大きなフォワードス...

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Mecir's Tennis (162) イースタングリップの打点は前(2)

Mecir's Tennis (160) イースタングリップの打点は前(1)を書いた後に気になってちらちらとWebを見ているのですが、なぜか、『ウエスタングリップの打点はイースタングリップよりも前(フォアハンドの場合)』という記事を見かけます。下の錦織の写真を見てください。 これとMecir's Tennis (160)...

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Mecir's Tennis (163) ゆっくり打つという事は早く動くという事

メシールは現役時代、解説者から「スイングスピードが信じられないぐらい遅い」と言われていました。「精密に測定したら、ラケットのガットにボールが接している時間がコンマ数秒長いのではないか」と言うコメントも効いたことがあります。ゆっくりラケットを振ってボールをしっかり押し出す。まさに「一昔前のテニス」の基本通りです。しかし、ゆっくりラケットを振るという事は、実は、速くラケットを振るよりも忙しいのです。ゆっ...

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全仏オープン2013男子準決勝 ナダル-ジョコビッチ:ナダルの払った代償とジョコビッチの未来

ナダルが5セットの試合を制した。見終わった後どっと疲れて、試合中ずっと体に力が入っていたことが分かる。ツォンガとフェレールには申し訳ないのだけれども、この試合が事実上の決勝戦だ。これを書いている時点で、どちらが決勝に進むかはわからないけれど、いずれにしてもナダルの優勝は動かない。決勝では、ナダルから1セットをとれるかどうかが注目になるだけだろう。ナダルを止めることができる唯一の選手がジョコビッチだっ...

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Mecir's Tennis (164) 何とも厄介なフォアハンドだ①

メシールのフォアハンドは、本当にコピーするには厄介な打法だなぁ。そう、つくづく思います。レディーポジションから、ステップワーク、テイクバック、フォワードスイング、フォロースルーと、すべてをコピーしてもまだ足りないのです。では、何が足りないのか。それは、スイングする腕に力を入れるタイミングです。一般的なウェスタングリップの場合、体と腕が同時に回転し、フォワードスイングします。したがって、その回転のタイ...

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全仏オープン2013男子決勝 ナダルのプレーを見て思ったこと

大方の予想通り、ナダルが優勝しました。事実上の決勝が終わっていたのだから、フェレールには厳しい書き方ですが、私の興味は勝敗にはありませんでした。テレビをつけっぱなしにしながら、チラチラとみていた時に、頻繁に出てくるナダルのスローモーションを見て、ふと思ったのです。ナダルのフォアハンドやサービスは、利き腕と反対の腕(ナダルの場合は左利きなので右腕)が体の前に残っているのです。つまり、ナダルのプレーでは...

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Mecir's Tennis (165) 何とも厄介なフォアハンドだ②

何とも厄介なフォアハンドだ①で書いた、何とも厄介なメシールのフォアハンド。ポイントは、腕に力を入れるのはインパクト直前だという事でした。そして、その感覚を身に着けることが大切だと書きました。どうすれば、この、奇妙で優しくはないインパクト直前の力の入れ方をマスターできるでしょうか。これは「感覚」なので言葉にするのは難しいですし、また身に着け方は人によると思います。私の考える感覚をまとめてみようと思いま...

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Mecir's Tennis (166) 何とも厄介なフォアハンドだ③

何とも厄介なフォアハンドだ①と、そのあとに書いた何とも厄介なフォアハンドだ②で、メシールの(ようなイースタングリップの)フォアハンドでは、腕に力を入れるタイミングが難しいと書きました。そしてそのタイミングは、フォワードスイングの開始時ではなく、インパクト直前だと書きました。しかし、実際には、インパクト直前に腕の力を入れるというは、かなり微妙で難しい技です。ちょっと、ゲーム中に実現するのは容易ではなさ...

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Mecir's Tennis (167) 「遊び」のないハンドルは危険:膝の使い方は二通り

車を運転する人であれば分かる通り、自動車のハンドルには「遊び」があります。この「遊び」は運転にとってとても大切な機能です。もし、ハンドルに「遊び」がなければ、運転はとても危険なものになるでしょう。ハンドルを切った瞬間に、車はそちらの方向にすぐに動き出すでしょう。この遊びは、ある意味では機械らしくない機能のように思えます。入力に対して正確な出力をするのが機械の特質だとすれば、遊びの部分は「機械らしくな...

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Mecir's Tennis (168) 困った時の逆クロス

「遊び」のないハンドルは危険:膝の使い方は二通りでは、練習ではスムーズに打てているフォアハンドがゲームでは打てなくなることがあると書きました。多くのイースタングリッププレーヤーは、おそらく同じことで悩んだことがあるでしょう。ゲームでは、フォアハンドイップスになることがあります。ゲーム中になるイップスには、なかなかよい特効薬はありません。ついつい、フォアハンドスライスで逃げたくなりますが、一度スライス...

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Mecir's Tennis (169) フラットドライブ系とスピン系の使い分け(イースタンフォアハンドグリップ)

イースタングリップ(薄いグリップ)の有利な点の一つは、薄いグリップでもスピン系のボールを打つことができるという事です。イースタングリップではスピンボールが打てないと思われがちですが、そんなことはありません。(もちろん、ウエスタングリップのようなヘビースピンは無理ですが。)フラットドライブ系とスピン系の使い分けは、イースタングリップの武器になりますので、身に着けておくと有利になります。まず大切なことは...

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