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Channel: ミロスラフ・メシールのテニス Miloslav Mecir's Tennis
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Mecir's Tennis (184) テイクバックで左手を前に伸ばさない理由

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フェレールのフォアハンドは、まっすぐ伸びた左手が特徴的です。

一方、メシールはテイクバックで、左手を前に出します(重要!)が、左ひじを突き出すというのが正しいイメージかもしれません。
 
 
この一番の違いは、肩甲骨を使うかどうかです。(やってみたらわかりますが)両肘がテイクバックでまがっている方が、肩甲骨を使いやすいのです。

肩甲骨を使うというのは、つまり、両肩を(えもんかけのように)一緒に使うということです。これにより、右手だけがスイングをする、いわゆる「手打ち」になりません。

プロ野球をご存知でしたら、広島東洋カープの前田投手のマエケン体操を思い出してください。マエケン体操は、腕を伸ばしてはできません。えもんかけのように両肩を使うメシールの打法では、フェレールの様な左手の使い方は考えられないのです。




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