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Channel: ミロスラフ・メシールのテニス Miloslav Mecir's Tennis
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Mecir’s Tennis (265) サーブで左側に壁を作る

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サーブにおいて重要なことは、左側の壁を作ることです。

まず、レディーポジションをつくり、そこから左足に体重を乗せます。さらに左ひざを曲げて、そこに体重を乗せます。さらに、左手をトスアップの状態で上にあげます。そのまま左ひじに体重をかけて沈み込むと、これ以上は体重をかけることができない(前に倒れこんでしまう)ところがあります。

これが「左側の壁」です。この状態を作ることが、サーブのポイントです。

この状態に対して、フォアハンドで以前書いた「えもんかけ」の打ち方をします。つまり、腕には力を入れず、肩の回転だけでサーブのスイングを行います。

右ひじは90度、手首は120度で固定したまま、腕と肩の形を変えずにそのままスイングします。肘を90度に曲げているということは、つまり「腕は曲げたまま」であるということです。腕が伸びるのはインパクト後です。

トスが乱れても腕で調整をしてはなりません。スイング軌道を修正することで、トスの乱れを調整します。たとえば、後ろにトスが乱れた時は、スイングをより横方向にすることで、スピン系のサーブになります。(本来は、スピン系のサーブを打つためにトスが後ろになるのが正しいのですが。)

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